HTMLメールのはまりどころ

結論

  • メール以外の通知サービスも検討する
  • HTMLメールは必要が無ければ送らない(テキストメールにする)
  • 複雑なCSSの作成はしない
  • CSSサポートや各クライアントの表示を確認できるツールを利用する
  • Windows版Outlookには注意せよ

ハマりポイント1

Outlookでめちゃくちゃスタイルが崩壊する

Outlook(Windows)版はWordのレンダリングエンジンを利用しているらしく、CSSスタイルのサポートが厳しい状況。

CSS3の機能はかなりの割合サポートしていないし、CSS2についてもまちまち。

令和だしどのクライアントもCSS3サポートしてるだろとナメてはいけない。Outlookは利用ユーザーが多いので無視できない。

こいつのおかげでメールが複雑なデザインにならず、シンプルに保たれている説がある。

ref 1: Account Engagement emails don’t display properly in Outlook ref 2: float、ダメ、絶対。HTMLメールを作る前に押さえるべき基本事項。

ハマりポイント2

Gmailで画像が表示されない

Gmailではセキュリティの都合によりbase64エンコードされたCSS中に埋まっている画像を表示できないらしい。そんくらい表示させてほしい。

添付しないとだめ。何故かOutlookは表示できるぞ。

ref 3: Base64 encoded image is not showing in gmail

どうすべきか

  • 複雑なコンテンツをメールで送信しない
  • MailTrapを利用すると、よく使われているメーラーのCSSサポート状況を確認できる
  • ユーザーが少ないメーラーへの対応は面倒なのでやらない
  • 各メーラーでの表示を確認できるサービスも便利だが…大規模サービスでもないならここまでは必要ないかなぁ

感想

おじさんテクノロジー難しすぎ

この記事をシェア

弊社では、一緒に会社を面白くしてくれる仲間を募集しています。
お気軽にお問い合わせください!