HTMLメールのはまりどころ
2024年 03月 18日 月曜日
結論
- メール以外の通知サービスも検討する
- HTMLメールは必要が無ければ送らない(テキストメールにする)
- 複雑なCSSの作成はしない
- CSSサポートや各クライアントの表示を確認できるツールを利用する
- Windows版Outlookには注意せよ
ハマりポイント1
Outlookでめちゃくちゃスタイルが崩壊する
Outlook(Windows)版はWordのレンダリングエンジンを利用しているらしく、CSSスタイルのサポートが厳しい状況。
CSS3の機能はかなりの割合サポートしていないし、CSS2についてもまちまち。
令和だしどのクライアントもCSS3サポートしてるだろとナメてはいけない。Outlookは利用ユーザーが多いので無視できない。
こいつのおかげでメールが複雑なデザインにならず、シンプルに保たれている説がある。
ref 1: Account Engagement emails don’t display properly in Outlook ref 2: float、ダメ、絶対。HTMLメールを作る前に押さえるべき基本事項。
ハマりポイント2
Gmailで画像が表示されない
Gmailではセキュリティの都合によりbase64エンコードされたCSS中に埋まっている画像を表示できないらしい。そんくらい表示させてほしい。
添付しないとだめ。何故かOutlookは表示できるぞ。
ref 3: Base64 encoded image is not showing in gmail
どうすべきか
- 複雑なコンテンツをメールで送信しない
- MailTrapを利用すると、よく使われているメーラーのCSSサポート状況を確認できる
- ユーザーが少ないメーラーへの対応は面倒なのでやらない
- 各メーラーでの表示を確認できるサービスも便利だが…大規模サービスでもないならここまでは必要ないかなぁ
感想
おじさんテクノロジー難しすぎ
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