Minecraftで前後左右に開くカッコいい隠しドアを作ろう
2023年 05月 08日 月曜日
背景
- とあるコミュニティでMinecraftサーバーを立てている
-
他プレイヤーは動画を参考に洋風建築を作っていた
- 外観は美しいものの、特にギミックはなく面白みに欠ける
- 別ベクトルに興味をそそるもので勝負しようと思い至った
-
自分は16x16x16ブロックのTNT風の建物を作った
- しかし出入口部分がただのドアだと味気ない
- よってレッドストーン回路を使用したピストンドアを採用することに
-
隠しピストンドア自体は、ググったりYouTubeで調べれば出てくる
- しかし、建物の外側・内側の両方から操作できないものが多く、実用性に欠ける
- ピストンドア開閉用レッドストーン回路の入出力間に、Tフリップフロップ回路を連結することで、外側・内側のどちらからでも開閉できるギミックを思いついた
- Tフリップフロップ回路については後述
-
Tフリップフロップとレッドストーン回路の当てはめ
- Tフリップフロップ回路
-
状態の保持を行なうことができる回路
-
入力をOFFからONにする時、出力を反転する
-
入力をONからOFFにする時は変化しない
入力 前の状態の出力 出力 動作 OFF OFF OFF 前の状態の出力を保持 OFF ON ON 前の状態の出力を保持 ON OFF ON 前の状態の出力を反転 ON ON OFF 前の状態の出力を反転
-
-
Minecraftに応用すると、スイッチを押下する度に、ON/OFFが切り替わるトグルスイッチとなる
- スイッチを2箇所に配置していても、それらがTフリップフロップ回路の入力側に接続されていれば、同じ入出力になる
-
2つのスイッチを束ねた配線の先にあるものがTフリップフロップ回路
-
上向きのドロッパーの上に、右向きのドロッパー、その右に下向きのホッパー、その下に左向きのホッパーで1巡させるように接続
-
ドロッパーの中に適当なアイテムを入れておく
-
下に設置されているドロッパーに入っているアイテムの個数を、ドロッパーの横に接続されているレッドストーンコンパレーターが読み取り、個数によってレッドストーン信号を発生させている
-
左右どちらかのスイッチを押下しても、出力先のレッドストーンランプが点灯する
- 上のドロッパーに入れておいたアイテムは、レッドストーン信号を受け取って動作し、ホッパーを介して、下のドロッパーへ移動している
- ドロッパーの横に接続されているレッドストーンコンパレーターがアイテムの有無を読み取る
- 詳細は省くが、スタックできないアイテム(武器やツール)の場合、レッドストーンコンパレーターは強度2の信号を出力するため、出力先であるレッドストーンランプが点灯する
-
再度どちらかのスイッチを押下しても、出力先のレッドストーンランプが消灯する
- 下のドロッパーに入れておいたアイテムは、レッドストーン信号を受け取って動作し、上のドロッパーへ移動している
- ドロッパーの横に接続されているレッドストーンコンパレーターがアイテムの有無を読み取る
- アイテムが保持されていないドロッパーから取り出したレッドストーン信号の強度は0であるため、出力先であるレッドストーンランプは消灯する
-
実践(YouTube)
この記事をシェア