Minecraftで前後左右に開くカッコいい隠しドアを作ろう

背景

  • とあるコミュニティでMinecraftサーバーを立てている
    • 他プレイヤーは動画を参考に洋風建築を作っていた

      • 外観は美しいものの、特にギミックはなく面白みに欠ける
      • 別ベクトルに興味をそそるもので勝負しようと思い至った
    • 自分は16x16x16ブロックのTNT風の建物を作った

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      • しかし出入口部分がただのドアだと味気ない
      • よってレッドストーン回路を使用したピストンドアを採用することに
    • 隠しピストンドア自体は、ググったりYouTubeで調べれば出てくる

      • しかし、建物の外側・内側の両方から操作できないものが多く、実用性に欠ける
      • ピストンドア開閉用レッドストーン回路の入出力間に、Tフリップフロップ回路を連結することで、外側・内側のどちらからでも開閉できるギミックを思いついた
        • Tフリップフロップ回路については後述

Tフリップフロップとレッドストーン回路の当てはめ

  • Tフリップフロップ回路
    • 状態の保持を行なうことができる回路

      • 入力をOFFからONにする時、出力を反転する

      • 入力をONからOFFにする時は変化しない

        入力 前の状態の出力 出力 動作
        OFF OFF OFF 前の状態の出力を保持
        OFF ON ON 前の状態の出力を保持
        ON OFF ON 前の状態の出力を反転
        ON ON OFF 前の状態の出力を反転
    • Minecraftに応用すると、スイッチを押下する度に、ON/OFFが切り替わるトグルスイッチとなる

      • スイッチを2箇所に配置していても、それらがTフリップフロップ回路の入力側に接続されていれば、同じ入出力になる
    • 2つのスイッチを束ねた配線の先にあるものがTフリップフロップ回路

    • 上向きのドロッパーの上に、右向きのドロッパー、その右に下向きのホッパー、その下に左向きのホッパーで1巡させるように接続

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    • ドロッパーの中に適当なアイテムを入れておく

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    • 下に設置されているドロッパーに入っているアイテムの個数を、ドロッパーの横に接続されているレッドストーンコンパレーターが読み取り、個数によってレッドストーン信号を発生させている

    • 左右どちらかのスイッチを押下しても、出力先のレッドストーンランプが点灯する

      1. 上のドロッパーに入れておいたアイテムは、レッドストーン信号を受け取って動作し、ホッパーを介して、下のドロッパーへ移動している
      2. ドロッパーの横に接続されているレッドストーンコンパレーターがアイテムの有無を読み取る
      3. 詳細は省くが、スタックできないアイテム(武器やツール)の場合、レッドストーンコンパレーターは強度2の信号を出力するため、出力先であるレッドストーンランプが点灯する

      003

    • 再度どちらかのスイッチを押下しても、出力先のレッドストーンランプが消灯する

      1. 下のドロッパーに入れておいたアイテムは、レッドストーン信号を受け取って動作し、上のドロッパーへ移動している
      2. ドロッパーの横に接続されているレッドストーンコンパレーターがアイテムの有無を読み取る
      3. アイテムが保持されていないドロッパーから取り出したレッドストーン信号の強度は0であるため、出力先であるレッドストーンランプは消灯する

実践(YouTube)

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