RubyKaigi2026に参加してきました

RubyKaigi2026に参加してきました

先日、北海道函館市で開催されたRubyKaigi2026に現地参加してきました。実は今回が初めてのRubyKaigi参加だったのですが、右も左もわからないなりに、想像以上に楽しめました。今回は、体験したことを中心に振り返ります。

会場入り口のRubyKaigi2026の看板
会場入り口。「Welcome to Hakodate, Ruby's North Star.」の文字がお出迎え

現地の熱量

会場に足を踏み入れてまず驚いたのが、公式グッズの豪華さでした。Tシャツ・フーディ・手袋・ポーチが配布され、スポンサーブースを回るとノベルティも加わって、気づけば荷物がずっしり重くなっていました。

会場には、参加者が自分の出身地に付箋を貼っていく世界地図も設置されていて、日本各地はもちろん世界中から人が集まっていることが一目でわかりました。会期中は公式Tシャツやフーディを着て市内を歩く人とすれ違うたびに、不思議な連帯感を覚えました。

rubyists.mapと題された世界地図に無数の付箋が貼られている
参加者の出身地が付箋で示された世界地図。世界中からRubyistが集まっていた

カンファレンス中心の滞在で観光する余裕はなかったのですが、ランチのケータリングで函館の名店の味を楽しめたのはうれしい発見でした。

ケータリングで提供されたご当地ハンバーガーと飲み物
ランチには函館の人気店のハンバーガーが登場

いちばん心に残ったセッション

数あるセッションの中で最も印象に残ったのが、「Smalruby: Visualizing Ruby with Bidirectional Transpiration」でした。ScratchのブロックとRubyのコードをリアルタイムに双方向変換する、というビジュアルプログラミング環境の話です。

puts "Hello" がスプライトの吹き出しとして表現されたり、classdef がキャラクターの性質に対応づけられたりと、Rubyのセマンティクスを目に見える形へ翻訳する工夫が随所にあり、AST操作の裏側に強く興味を惹かれました。

技術以上に心に残ったのは、その背景にある問題意識でした。共通テストの擬似言語DNCLがPythonに近いため、「高校でDNCL、大学でPython、そのままPythonで十分では」という流れが生まれやすく、新しいRubyistが育ちにくいという課題です。

そこで語られた「最初に深く学んだ言語は、心に刻まれる」という言葉が、自分の経験と重なりました。私が初めてWebアプリを作ったのはRailsGirlsのワークショップで、今も仕事でRuby/Railsを書いています。最初の言語との出会いが、その後を確かに形づくっていたのだと実感しました。

会場全体を見渡した様子。多くの参加者やスポンサーブースが並ぶ
スポンサーブースが並ぶ会場。初参加の身としては圧倒される規模だった

おわりに

技術の面白さだけでなく、Rubyの裾野を広げようとする取り組みや、世界中から人が集まるコミュニティの熱量に触れられたことが、今回の一番の収穫でした。初参加で勝手がわからないことも多かったですが、それでも十分に楽しめたので、興味のある方はぜひ次回参加してみてください。送り出してくれた社内のみなさんに感謝します。

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